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竹の油抜き

 
竹の油抜き

屋内を中心として竹材を長期化に渡って使用するには、青竹を油抜きをし、白竹にして利用するのが普通です。

油抜きの方法として
 \鎮櫃鯒湯で煮沸し、油抜きをする方法。

◆\鎮櫃良縮未魏个任△屬蝓竹の表皮に含まれている油成分をウエスで拭いとる方法。

等があのます。
一度に大量の竹を油抜きするには、大型の湯釜が必要です。

当NPOは数年前に、長さが200cm、湯量が300lの湯釜を製作しました。

これを最近利用しました。

竹かご、花かご等を竹ヒゴを使って製作することは、昔からの伝統工芸として人気があります。

2012年2月4日には、これらの会員団体である竹工芸教室の方々が、師匠と共にタケトピアに来られました。
今日はその紹介です。

写真Aで示すように、約20名の人が、大型の湯釜を使った油抜き作業を見学されました。

湯の温度が60-70°になるまでは、薪を使って釜を加熱します。
次に竹を入れた状態で湯の温度が80-90°になるまでは、枯れ竹を使って釜を加熱します。
枯れ竹の火力はとても強いのです。

写真A
竹 2


室野がこの作業を行う場合、0.5%の濃度で苛性ソーダをお湯に溶かします。
そして90℃に湯温を保持して約30分間青竹を煮沸します。
この後竹を取り出し、乾燥したウエスで竹の表面を強く拭きます。
写真Bは竹工芸教室の会員でもある当npoの藪田氏がその作業をしている風景です。


写真B
竹 1

釜から取り出した竹をテーブルに放置しますと、1時間程度で竹の表面が美しい鶯色に変化していきます。

写真C
竹 3

この後、1週間から1カ月程度天日干しをします。
こうすると竹の表面が肌色に変化し、いわゆる白竹になるのです。
室野の場合は、この白竹を納屋の屋根裏に2年間寝かせます。
この期間を経ると、使える竹と、不良品とに区別できるのです。
不良品とは、割れ、カビ、しみ、しわのあるものです。

こうして美しい肌色の白竹が得られます。
ここまで経過した竹は、カビも生えません。割れも生じません。又割れがある場合は、その部分を避けて使えばよいのです。



写真と記事は 室野義隆 by YOSHITAKA MURONO 


  
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at 00:00, NPO法人やまと新発見の会, 竹の利活用

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幸雲, 2012/02/26 10:18 PM

こんばんは。竹籠を趣味としている幸雲と申します。
先日、私のブログで室野さんが竹の油抜きは表面の油分をとるのが目的ではない。
詳しくはHPとありました。この記事のことでしょうか。
いただきましたコメントには私のブログに、見解を再度書きました。
http://kounsai.cocolog-nifty.com/bamboo_baskets/2010/04/post-6090.html#comment-69264260

結局、記事を拝見すると私と何の解釈の違いもないように思うのですがいかがでしょう。
 室野さんも竹の油分をとる目的で湿式での処理を行っておられます。油を抜かないと天日に晒してもうまく乾燥しないし、色も抜けません。
油抜きは油を抜くのが目的ではないとおっしゃる理由がよくわからないのでこちらに書き込ませていただきました。










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